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【3212】伯楽星 純米吟醸 雄町(はくらくせい)【宮城県】 

2018.1.3 12:58
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宮城県大崎市 新澤醸造店
宮城県大崎市 新澤醸造店

【B居酒屋にて 全5回の③】

 月1回は顔を出すことにしているB居酒屋に、1人で行くつもりだった。わたくしは、基本的に“一人居酒屋派”なのだ。が、酒友TUが、そろそろわたくしと飲みたい、と言っていたのをおもい出し、誘ってみたら、「行く行く」。ということで、二人酒となった。

「松尾 松牡丹 純米大吟醸」「不老泉 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 備前雄町」と飲み進め、3番目に飲んだのは「伯楽星 純米吟醸 雄町」だった。「伯楽星」は、当連載で3種類を取り上げているが、大人しい酒質というイメージを持っている。これはどうか。

 酒蛙「上立ち香は抑えている。ほのか」
 TU「サイダーみたいな、シンナーみたいな上立ち香がする」
 酒蛙「たしかに、含み香にバナナ的セメダイン香(ベンゼン環芳香族系の芳香)がいる。やわらか、ふくよかな飲み口」
 TU「甘みはごく少なく、酸味がある」
 酒蛙「甘みも旨みの酸味も適量。やわらかで、軽快感がある」
 TU「裏ラベルに『究極の食中酒』って書いているよ」
 酒蛙「たしかに食中酒にいい。酸が出て軽快感があるので飲み飽きしない。まさに食中酒。派手なパフォーマンスは無いけど、端正で、非常にきれいな酒質だ」
 TU「酸の後ろに、若干の甘みがある」
 酒蛙「飲み進めていくにしたがって、だんだん、だんだん、酸の出方が良くなる。だんだん、酸のさわやか感が増す。本当に飲み飽きしない」
 TU「甘みが来て、酸味と辛みが来る。とくに甘みが残る」
 酒蛙「ものすごく上品なお酒。上品だけど、さりげなくメリハリがある。いいね、いいね。余韻は苦み。これは旨い。この酒、好きだ!」
 TU「美味しい! 味噌と合う!」
 酒蛙「なぬっ!?」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「『究極の食中酒』をテーマに、料理を引き立たせる事、優しい旨味と、爽やかな酸を表現しました。雄町でありながら、綺麗な味わいで仕上げています。年に一度の限定商品をお楽しみ下さい」

 瓶の裏ラベルの表示は「雄町100%使用、精米歩合50%」。

 酒名「伯楽星」の由来について、コトバンクは、以下のように説明している。「酒名は、馬の目利き・伯楽が育てた名馬が天に昇ったという地元に残る伝説に由来」。この蔵の銘柄の二枚看板は、「伯楽星」と「愛宕の松」。

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