【4964】廣喜 銀河のしずく 宇宙の一滴 特別純米(ひろき)【岩手県】

2022年11月23日
酒蛙酒蛙
岩手県紫波郡紫波町 廣田酒造店
岩手県紫波郡紫波町 廣田酒造店

 食事処「I」の女将さんが、どういう風の吹き回しか、わたくしのために旅行先からお酒を買ってきてくれた。ありがたいことだ。月に1回、「I」で開かれている常連会で開栓し、みんなと一緒に飲んでみた。

 このお酒は「廣喜 銀河のしずく 宇宙の一滴 特別純米」。この蔵のお酒は、当連載でこれまで、「廣喜 純米吟醸 あらえびす」(当連載【2170】)1種類だけ取り上げている。もっと多く取り上げているとおもっていたが、気のせいだったのか。さて、いただいてみる。

 香りを抑えているのか、上立ち香・含み香ともに、かなりほのか。非常にさらりとした口当たり。味わいでは、酸が適度に出ている。酸は適度な旨みを伴う。軽快な酒質のうえ、酸があるので、飲み飽きしないお酒となっている。余韻は、軽い辛みと苦み。ずばり、淡麗旨口酒。クラシックタイプのライトボディ。飲み飽きしないお酒なので、常連会では、あっという間に空っぽになってしまった。

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「酸基醴酛(さんきあまざけもと)とは、米のうまみを追求するため、弊社が取り組む古くて新しい生酛系製造法です。冷でおにぎりの甘味、燗で炊きたてご飯の冴えをご堪能ください」

 裏ラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合60%、アルコール分16度、酒度+3、原料米 岩手県産銀河のしずく100%、おすすめ飲み方 冷酒~燗、おすすめおつまみ 芋煮やてんぷら 揚げ出し豆腐など、製造年月 22.10」。

 使用米の「銀河のしずく」は、岩手県独自の良食味主食米の開発をめざし岩手県農業研究センターが2006年、母「奥羽400号」と父「北陸208号」を交配。選抜と育成を繰り返して品種を固定。2015年に岩手県奨励品種に採用されるとともに「銀河のしずく」と命名。

 酒名の副題「宇宙の一滴」の意味について、ラベルに書かれていないし、ホームページにも載っていなかった。ひとこと説明が欲しかった。もしかして、人工衛星に乗せたコメを使ってお酒を醸したのだろうか??? それとも「銀河のしずく」の同義語として並列させただけなのか???

 主銘柄「廣喜」の由来について、蔵ののホームページは「読んで字のごとく広く喜んでいただけるお酒を皆様にお届けする」と説明している。