芸術家、F・ボテロさん死去 「南米のピカソ」、91歳

コロンビア・ボゴタの美術館で笑顔を見せるフェルナンド・ボテロさん=2012年4月(AP=共同)
コロンビア・ボゴタの美術館で笑顔を見せるフェルナンド・ボテロさん=2012年4月(AP=共同)
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2023年09月16日
共同通信共同通信

 【ハバナ共同】南米コロンビア出身で「南米のピカソ」とも呼ばれた芸術家フェルナンド・ボテロさんが15日、モナコの自宅で死去した。91歳だった。肺炎で数日前から体調を崩していた。コロンビアのメディアなどが報じた。

 1932年4月、コロンビア中部メデジン生まれ。10代で絵画の道に進むことを決意し、スペインなどで学んだ。60年代ごろからふくよかな人物画を本格的に描き始め、70年代からは彫刻家としても活動。作風は「ボテリズム(ボテロ主義)」と呼ばれ、スペイン出身の巨匠パブロ・ピカソにもなぞらえられた。

 昨年には日本でも個展が開催。コロンビアのペトロ大統領は3日間の服喪を宣言した。

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