ロシア無人機攻撃、5月に頻発 英分析、防空兵器枯渇狙う

ウクライナ・キーウ上空を飛行するドローン。イラン製の「シャヘド136」とみられる=昨年10月(ロイター=共同)
ウクライナ・キーウ上空を飛行するドローン。イラン製の「シャヘド136」とみられる=昨年10月(ロイター=共同)
  • ウクライナ・キーウ上空を飛行するドローン。イラン製の「シャヘド136」とみられる=昨年10月(ロイター=共同)
2023年06月05日
共同通信共同通信

 【ロンドン共同】英国防省は5日の戦況分析で、ロシアが5月にイラン製無人機シャヘド300機以上でウクライナを攻撃したと指摘、侵攻以降で最も集中して無人機が使用されたとの見方を示した。ウクライナの防空ミサイルの在庫を枯渇させる狙いとみている。

 英国防省は、ウクライナが比較的安価な防空兵器と電波妨害によって、侵入した無人機の少なくとも9割を無力化し、ロシアの作戦は成功したとは考えにくいとした。

 ウクライナでは、5月28日に首都キーウ(キエフ)に対し、侵攻後、最も大規模な無人機攻撃があった。レズニコフ国防相は、次の冬までに「防空能力を強化することが重要だ」と強調した。

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