突然の災害、事前の備えを 岩手・宮城内陸地震15年

シンポジウムで話す菅原昭夫さん=3日午後、宮城県栗原市
シンポジウムで話す菅原昭夫さん=3日午後、宮城県栗原市
  • シンポジウムで話す菅原昭夫さん=3日午後、宮城県栗原市
2023年06月03日
共同通信共同通信

 死者・行方不明者が23人に上った岩手・宮城内陸地震から15年となるのを前に、宮城県栗原市で3日、災害の教訓継承などを話し合うシンポジウムが開かれた。土石流で家族を失った被災者らが当時の経験を語り、突然の災害にも対応できる事前の備えが必要だと強調した。

 地震は2008年6月14日朝に発生。震源は岩手県内陸南部で、同県奥州市と栗原市で最大震度6強を記録した。岩手、宮城、秋田県境の栗駒山麓を中心に土砂崩れが相次ぎ、死者17人、不明者6人を出した。

 栗原市で旅館を営む菅原昭夫さん(67)は、土石流により旅館で7人が亡くなり、「今でも胸が締め付けられる」と言葉を詰まらせた。

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