東電の放射性物質測定評価 IAEA、処理水で報告

2023年05月31日
共同通信共同通信

 国際原子力機関(IAEA)は31日、東京電力福島第1原発から海洋放出される予定の処理水を採取して分析した結果、東電の放射性物質の測定は正確だったと評価する報告書を公表した。

 報告書によると、IAEAは、放射性物質の大半を多核種除去設備(ALPS)で除去した後、タンクに貯蔵されていた処理水を昨年3月に採取。IAEAが持つ複数の研究所のほか、フランス、韓国、スイス、米国の独立した研究施設がそれぞれサンプルを分析し、東電の分析と比較した。

 その結果、東電による測定の精度は高く、サンプルの採取手順や分析方法も適切と判断した。

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