反転攻勢で原発事故の懸念高まる 周辺で両軍交戦なら「大惨事」に

ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原発=3月(ロイター=共同)
ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原発=3月(ロイター=共同)
  • ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原発=3月(ロイター=共同)
2023年05月28日
共同通信共同通信

 【キーウ共同】ロシアの侵攻に対するウクライナの大規模な反転攻勢開始が予想される中、ロシアが占拠する南部ザポロジエ原発周辺でも戦闘が激化し、事故につながることへの懸念が高まっている。欧州外交筋は28日までに、原発周辺で両軍が交戦すれば「大惨事につながる」として、反攻の際にウクライナ軍が原発を直接攻撃しないよう求めた。

 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が「われわれは原子力事故の危険を避けるために直ちに行動しないといけない」と強調する中、ウクライナ原子力企業エネルゴアトムは22日、ザポロジエ原発が外部電源を一時喪失し、非常用ディーゼル発電機が作動したと発表した。

 外部電源喪失は侵攻開始以降7回目。ロシアの攻撃で送電線が損傷し、その後復旧したという。しかし同外交筋は「8回目や9回目も修復できるかどうかは誰にも分からない」と危惧する。

 領土奪還を狙うウクライナの反攻の対象は、ロシア占領下の東部や南部とみられ、ロシア側も原発周辺で塹壕を掘るなど防衛準備を進めているのは確実だ。

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