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【3184】南郷 純米吟醸 無濾過原酒(なんごう)【福島県】

2017.12.16 23:28
福島県東白川郡矢祭町 矢澤酒造店
福島県東白川郡矢祭町 矢澤酒造店

【日本酒研究会月例会 全6回の①】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。今回はS、Tが仕事のため欠席、5人での例会となった。

 店主がトップバッターとして持ってきたのは「南郷 純米吟醸 無濾過原酒」。わたくしにとっての初蔵酒だ。全国の現役全蔵の酒を飲みたい、というわたくしの願いに協力してくれている店主が、わたくしにとっての初蔵酒をあちこちから探してくれるのだ。ありがたい、感謝感謝、だ。この「南郷」を飲むことで、福島県の現役全蔵の酒を飲むことになる。さて、いただいてみる。

 F 「おっ! すばらしい」
 酒蛙「おっ! おいしい」
 KI「おいしい」
 H 「トップバッターとしては、すごくいい」
 KI「これはいいね」
 KO「どぶろくの上澄みみたいな味わい。これ、好きだ」
 F 「4番バッターですね、これは」
 酒蛙「旨みと酸が出ている。フレッシュ感があり、ジューシー。そして力強い」
 F 「濃醇な酒だ」
 酒蛙「うん、そうおもう。とろみ感がある。余韻は苦みと渋み」
 H 「これはいい酒だ」
 KO「正月に飲みたい酒だ」
 酒蛙「力強さがある一方で、透明感もある」

 福島県内の現役蔵最後に飲んだお酒だったので、不安もあったが、それは杞憂だった。全員から大好評のお酒だった。

 瓶の裏ラベルはこの酒を「さわやかな純米吟醸の味を追求した原酒です」と紹介。蔵のホームページは「無濾過原酒らしい豊潤な味わいと、とろりとした食感が楽しめます」と紹介している。

 裏ラベルの表示は「アルコール分17度、原料米 広島県産八反錦100%、精米歩合55%」。「八反錦」は広島県立農業試験場が1973年、母「八反35号」と父「アキツホ」を交配。育成と選抜を繰り返し品種を固定。1983年に命名、1984年に種苗法登録された酒造好適米。今や、「八反錦」といえば広島、広島といえば「八反錦」というほど、全国的に著名な酒米となっている。

 酒名「南郷」について、蔵のホームページは挨拶文の中で、以下のように述べている。「奥州最南端の郷 矢祭/恵まれた気候風土の山辺の地より/世界に誇れる日本酒を目指し/日々精進して参ります」。つまり、「奥州最南端の郷」だから「南郷」と命名したようだ。

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