退避邦人「皆さまに感謝」 現地で医療支援、平和訴え

オンライン取材に応じる認定NPO法人「ロシナンテス」の川原尚行理事長=19日
オンライン取材に応じる認定NPO法人「ロシナンテス」の川原尚行理事長=19日
  • オンライン取材に応じる認定NPO法人「ロシナンテス」の川原尚行理事長=19日
2023年04月25日
共同通信共同通信

 【カイロ、東京共同】スーダンから自衛隊機でジブチに退避した北九州市の認定NPO法人「ロシナンテス」の川原尚行理事長は24日、オンライン取材に応じ「自衛隊の皆さま、大使館、外務省、多くの方々に感謝している」と語った。現地に残る邦人の安否を気遣い、一日も早くスーダンが平和になってほしいと訴えた。

 ハルツームで感染症対策の支援などをする「難民を助ける会」(東京)も、30代の邦人男性のスタッフが自衛隊機で無事ジブチに退避したと明らかにした。到着後に「無事に着いた」「元気です」と伝えてきたという。

 男性は今月中旬に現地入りしたが、銃声が鳴りやまず自宅待機を強いられた。備蓄食料や自家発電機でしのぎ、会は1日2回の安否確認を続けた。広報部長の吉沢有紀さん(45)は「ひとまず安心だが、安全確認を続ける。早く終息してほしい」と不安げに話した。

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