北海道紋別市でも「流氷初日」 平年より12日遅く

北海道紋別市の沖合で確認された流氷(奥、水平線上部の白い部分)=5日午前(紋別市提供)
北海道紋別市の沖合で確認された流氷(奥、水平線上部の白い部分)=5日午前(紋別市提供)
2023年02月05日
共同通信共同通信

 北海道紋別市は5日、オホーツク海の流氷が陸地から肉眼で見える「流氷初日」を迎えたと発表した。平年より12日、昨年よりも16日遅い。同じくオホーツク海沿岸の網走市では2日に陸地から初確認されている。

 紋別市職員が5日午前9時半ごろ、沖合約18キロの水平線上に漂っているのを確認した。市によると、2月5日に流氷初日を迎えるのは2009年と並び、観測史上4番目に遅い。

 紋別市では1956~2007年、網走地方気象台の紋別測候所が流氷観測を実施。測候所の無人化に伴い、08年以降は市が独自で観測を続けている。

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