中国、1月の景況感50.1 4カ月ぶり節目上回る

2023年01月31日

【北京共同】中国国家統計局は31日、景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が1月は50.1だったと発表した。好不況を判断する節目の50を4カ月ぶりに上回った。前月から3.1ポイント上昇しており、改善幅は新型コロナウイルス流行初期の2020年3月の16.3ポイント以来の大きさとなった。
中国政府が昨年12月に感染を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策から転換したことで、今年に入って工場での生産活動の正常化が進んだ。生産は49.8、新規受注は50.9で、前月からそれぞれ5.2ポイント、7.0ポイント上がった。