関電高浜4号機が自動停止 中性子の急減を検知

関西電力高浜原発4号機(手前)=福井県高浜町
関西電力高浜原発4号機(手前)=福井県高浜町
2023年01月30日
共同通信共同通信

 30日午後3時20分ごろ、関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)が自動停止した。原子炉内で中性子の量が急激に減ったことを示す警報が出た。原子炉は正常に冷却されている。関電によると、周辺環境への影響は確認されていない。

 原子炉容器の外側4カ所に設置された中性子検出器のうち2カ所以上で異常が検知された。同様の異常検知で原発が自動停止したのは、1988年の高浜3号機以来。関電が詳しい状況を調べている。

 県によると、中性子検出器の問題か制御棒落下などが原因の可能性があるという。今月26日、関電が中性子検出器の校正作業をした際は、異常はなかったとしている。

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