日本初の月面着陸へ、出発 国内ベンチャー、来年4月に到着

米フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から、ispaceが開発した月着陸船を搭載して打ち上げられるファルコン9ロケット=11日(YouTubeのHAKUTO―R公式チャンネルより)
米フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から、ispaceが開発した月着陸船を搭載して打ち上げられるファルコン9ロケット=11日(YouTubeのHAKUTO―R公式チャンネルより)
2022年12月11日
共同通信共同通信

 民間として日本初の月着陸を目指す宇宙ベンチャーispace(アイスペース、東京・袴田武史社長)は11日、独自に開発した月着陸船を米フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げた。来年4月末ごろ月に到着する計画だ。

 同社の月探査計画HAKUTO(ハクト)―Rの第1弾で、今回は着陸船と探査車を月面に送り込む。着陸技術の検証を狙って、東京の管制室からの操作で北半球に着陸させる。

 着陸船は米スペースXのロケットから分離し、いったん地球からおよそ150万キロ離れたポイントを目指す。エネルギーを大幅に節約するためあえて遠回りし、その後に月の周回軌道に入る。

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