中国国産旅客機引き渡し 来春にも運航開始

2022年12月09日

【上海共同】中国の国産ジェット旅客機「C919」が9日、中国東方航空に引き渡された。2023年春にも国内の主要路線で運航が始まる見通し。既に就航している国産ジェット旅客機「ARJ21」より一回り大きく、国内市場でシェアを獲得できるかどうかが課題となる。
機体に東方航空のロゴを描いたC919は9日、上海市内にある二つの空港の間を記念飛行した。国営中央テレビのニュースアプリは「わが国の飛行事業の長い道のりの中で、重要な一里塚だ」と報じた。北京や上海などを含む路線に投入される見通し。
C919は国有企業、中国商用飛行機(上海市)が手がけた。