高齢者、マイナ取得しやすく 代理手続き容易に

2022年12月06日
共同通信共同通信

 政府は6日、マイナンバーカード取得に必須とされている市区町村窓口での対面による本人確認について、寝たきりの高齢者らを対象に緩和を検討すると明らかにした。外出が困難でもカードを取得しやすくし、普及促進につなげる。ケアマネジャーなどが代理で容易に手続きできるようにする方向で調整する。健康保険証とマイナンバーカードの一体化に向けた関係閣僚検討会の初会合で示した。

 検討会は2024年秋の保険証廃止に対する懸念の解消が目的。今後、検討会の下に作業部会を設け、具体的な制度を詰める。現在は義務付けられている顔写真を、顔つきの変化が早い乳幼児は不要とすることも検討する。

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