古墳の女性豪族をCG復元、山形 黒髪直毛で褐色肌

復元された女性豪族のCG画像(山形県米沢市教育委員会提供)
復元された女性豪族のCG画像(山形県米沢市教育委員会提供)
2022年11月07日
共同通信共同通信

 山形県米沢市教育委員会は、1982年に市内の古墳から出土した5世紀の女性の人骨を基に、顔や衣装を復元したCG画像と動画を、7日までに公表。髪は黒の直毛、肌は褐色系で、垂れ目気味な一重まぶたが特徴。古墳時代の女性豪族の姿を復元するのは全国初という。

 市教委によると、骨は「戸塚山古墳群」にある、5世紀後半から6世紀初頭に築かれた長さ約24mの古墳から出土。身長143~145センチ、40歳前後と推定され、米沢市を含む地域の名称にちなみ「置賜の女王」と呼ばれている。

 歯の核DNAにほぼ完全な状態で遺伝子情報が残り、解析の結果、目や肌の色、頭髪の特徴が判明した。

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