7月参院選、初の違憲判決 「著しい不平等是正せず」

7月の参院選を「違憲」と判断した仙台高裁判決を受け、「違憲違法」と書かれた紙を持つ原告側弁護士=1日午後、仙台高裁前
7月の参院選を「違憲」と判断した仙台高裁判決を受け、「違憲違法」と書かれた紙を持つ原告側弁護士=1日午後、仙台高裁前
2022年11月01日
共同通信共同通信

 「1票の格差」が最大3.03倍だった7月の参院選は投票価値の平等に反し違憲として、秋田を除く東北5県の有権者が各選挙区の選挙無効を求めた訴訟の判決で、仙台高裁は1日、「著しい不平等状態が明らかな中、国会は裁量権を逸脱して是正しようとせず、憲法に違反する」と判断した。無効請求は棄却した。全国14の高裁・高裁支部に起こされた16訴訟で8件目の判決で、初の違憲判断となった。

 7月10日投開票の参院選では、議員1人当たりの有権者数が最少の福井選挙区と最多の神奈川選挙区との間で3.03倍の格差が発生。19年選挙の3.00倍からやや拡大した。

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