ヤクルト坂口、引退会見 近鉄最後の現役選手

2022年09月30日

今季限りで現役を引退するヤクルトの坂口智隆外野手(38)が30日、神宮球場で記者会見を行い「苦しくても野球が好き、という気持ちはなくならなかった。死ぬまで野球と関わっていたい」と言葉をかみしめた。球団は10月3日のDeNA戦(神宮)で内川聖一内野手、嶋基宏捕手とともに、引退セレモニーを実施すると発表した。
坂口は2004年限りで消滅した近鉄でプレーした最後の現役選手で「1年でも長く(近鉄の)名前が表に出るようにと頑張ってきた」と語った。兵庫・神戸国際大付高から03年に近鉄に入団。05年から近鉄と合併したオリックスでプレーし、16年ヤクルトに移籍した。