×
メニュー 閉じる メニュー

医療ケア児向けの遊び紹介 ウェブで、生活の質高める

2022.7.26 0:00
 人工呼吸器やたんの吸引などが日常的に必要な医療的ケア児や心身に重い障害のある子どもが自宅や施設で楽しめる遊びを紹介するウェブサイト「ねぇ、あそぼ」を、難病の知識の普及や研究に取り組むNPO法人「ASrid(アスリッド)」が作成し、公開した。
 アスリッドなどは2019~20年、短期間入所する施設を利用する医療的ケア児や保護者を対象に調査を実施。保護者108人の回答から、入所中に遊びなどで日中の活動が充実していると、身体的、精神的に子どもの生活の質が向上する可能性があると分かった。
医療的ケア児など向けの遊びを紹介するウェブサイト「ねぇ、あそぼ」のトップ画面
医療的ケア児など向けの遊びを紹介するウェブサイト「ねぇ、あそぼ」のトップ画面

 

 一方で、家族や施設のスタッフからは「どんな遊びが良いか分からない」「何か危険があったらどうしよう」などの声があり、子どもに合った遊びをうまく見つけられないという課題が浮上した。
 ウェブサイトに載せた遊びは約100種類で、施設のスタッフや小児科医、おもちゃコンサルタントらと選んだ。子どもの年齢や場所、人数といった条件に合わせて検索できる。紙コップと輪ゴムで作る楽器や、紙皿に絵を描いたお面など道具を手作りする遊びのほか、市販のおもちゃや絵本も紹介している。
 遊びごとに手順を写真付きで説明し、実際に遊んだ経験がある人の感想や注意点も載せ、どんな子どもに合った遊びか分かるようにした。
 アスリッドの西村由希子理事長は「医療的ケア児や重症心身障害児は普段の生活で気にしないといけない点はたくさんあるが、そういった子どもでも楽しく遊べる幸せな空間をつくるお手伝いができたらよい」と話す。
 ウェブサイトのURLはhttps://www.ne-asobo.jp/

最新記事