(719)すごい! 3年連続の赤ちゃん誕生 カマイルカ

2022年07月09日
共同通信共同通信
2021年に生まれて1週間ぐらいのカマイルカの親子。お母さんがつついて子どもを泳がせようとしている(マリンピア日本海提供)
2021年に生まれて1週間ぐらいのカマイルカの親子。お母さんがつついて子どもを泳がせようとしている(マリンピア日本海提供)

 

 新潟市の水族館、マリンピア日本海で去年、カマイルカの赤ちゃんが生まれた。3年連続の誕生で、しかも3頭とも元気にすくすくと育っている。

 「とてもめずらしいことだと思います」と担当の石川訓子(のりこ)さん。

 出産のとき、石川さんたちは心配して見守る。生まれた赤ちゃんがプールのかべにぶつからないか。お母さんがちゃんとおっぱいをあげて、子どもがおっぱいにすいつけるか。

 でも、最初のお母さんのイッチはちゃんと子育てをして、子どものジャックは今ではお母さんの大きさに近い。

 カマイルカは太平洋の北側にいる。春先には、新潟と佐渡を結ぶフェリーから、群れを見ることもあるそうだ。

 「むれで生きる動物なので、自然界では仲間の子育てのようすを見ている。2頭目も3頭目も順調なのは、母親たちがイッチの子育てを見ていたことが大きいと思います」と石川さん。

 3頭の子どもたちは、体の成長も、いろんなことができるようになる速さもちがう。「同じ環境で育っても、ずいぶんちがうって実感しています」

 子どもたちは、お母さん以外の大人も気になるのか、くっついて泳ぐことがある。「いやなんじゃないかなと思うけれど、追いはらったりしない。子どもに対して心が広いなって思います」(文・佐々木央)=2022年4月配信