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石丸幹二、人間くさいキャラ作れた 水谷豊監督の「太陽とボレロ」

2022.6.1 8:55 共同通信
私物のサックスを手にする石丸幹二
私物のサックスを手にする石丸幹二

 

  俳優の石丸幹二が、市民オーケストラを題材にした映画「太陽とボレロ」(6月3日公開)に出演した。監督・脚本を務めたのは人気ドラマ「相棒」シリーズで共演した水谷豊だ。石丸は「俳優としての水谷さんから多くを学ばせてもらった。また違った形でご一緒できてうれしい」と話す。(共同通信=高田麻美)

 財政難にあえぐ小さなアマチュア交響楽団の解散を巡る騒動を描く。主人公は楽団存続のため奔走する花村理子(檀れい)。石丸は理子を支える友人の鶴間芳文を演じた。「水谷監督と話し合いながら、人間くさくていとおしいキャラクターを作っていくことができた」と手応えを語る。

 

映画「太陽とボレロ」の一場面<(C)2022「太陽とボレロ」製作委員会>
映画「太陽とボレロ」の一場面<(C)2022「太陽とボレロ」製作委員会>

 

 解散という受け入れがたい現実を前に、楽団員たちは怒りや悲しみを爆発させる。「当人が真剣であればあるほど、はたから見れば面白い表現になっている」と石丸。

 やがて気持ちを立て直した楽団員たちは、最後のコンサートに向かって動き出す。「困難に押しつぶされず、納得のいく終わりを見つけようとする彼らの姿から、前向きに生きるヒントをもらったような気がします」

 音大でサックスや声楽を学び、現在は音楽番組「題名のない音楽会」で司会を務めるなど、クラシックに造詣が深い。鶴間が理子の前でサックスを吹く場面では、選曲段階から積極的にアイデアを出したという。「鶴間として、理子さんへの思いを全力で音に乗せた」と演奏シーンを振り返った。