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【4790】白老 特別純米 若水 無濾過生原酒 三年熟成生囲い 鈴木三河屋別誂(はくろう)【愛知県】 愛知県常滑市 澤田酒造

2022.5.18 16:50
愛知県常滑市 澤田酒造
愛知県常滑市 澤田酒造

【B居酒屋にて 全7回の④】

 1カ月に1回のペースで足を運んでいるB居酒屋。常時約200種類の酒を置いており、1カ月たてば、冷蔵庫のラインナップがけっこう更新されているので、「日本酒津々浦々」の取材に好都合なのだ。コロナで大苦戦を強いられていたが、第5波が下火になってから、ようやくお客さんが戻って来た。しかし、程なくオミクロンによる第6波が襲来し、またまた大苦戦。この6波の影響が長く続いている。早く、以前のにぎわいを取り戻してもらいたいものだ。わたくし一人が頑張ったところでしょせん、売り上げに貢献できないのがもどかしい。

「風の森 ALPHA pink」「風の森 ALPHA GREEN」「結」と飲み進め、4番目にいただいたのは「白老 特別純米 若水 無濾過生原酒 三年熟成生囲い 鈴木三河屋別誂」だった。「白老」は、当連載でこれまで、5種類取り上げている。近年、力をつけてきた蔵という評判を耳にする。さて、今回のお酒をいただいてみる。

 ずいぶんやわらかな口当たり。これが第一印象だった。上立ち香はかすか。含み香もほのか。香りでは主張していない。軽い酒質ではあるが、味わいは旨酸っぱくて、ジューシー。旨みと酸のバランスが良く、とくにまるみのある酸が心地よい。余韻は酸と苦み。軽快で酸が心地よいのでまったく飲み飽きしない。くいくい酒が進み、食中酒にもってこいの酒だとおもった。モダンタイプのライト~ミディアムボディ。

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「『さまざまな料理に合うを食中酒』(酒蛙注…『を』は不要とおもう)をコンセプトに醸しました。
 お米はトレーサビリティがはっきりした『安心・安全なお米』にこだわる澤田酒造・鈴木三河屋共通の想いから、澤田酒造の地元知多半島の篤農家『土居佐吉』さんが栽培した『若水』だけを使用しました。飲み手の皆様に『お米作り』を身近に感じて頂き、そして知多の自然や文化に想いを馳せてお飲み頂きたいと思います。
 蔵の冷蔵貯蔵庫で三年以上じっくりと寝かせたお酒です。
「白老」らしい熟成感と芯のしっかりした酸のバランス、『若水』の持つ米本来の味わいをお楽しみ下さい。
(澤田酒造 澤田英敏・鈴木三河屋)」

 裏ラベルのスペック表示は「アルコール分 17度以上18度未満、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、原料米 知多半島産若水100%、精米歩合60%、日本酒度+3、製造年月2018.2、出荷年月2021.4、酵母 協会7号、仕込水 知多湧水」

 使用米の「若水」は、愛知県農業総合試験場作物研究所が1972年、母「あ系酒101」(「あ系酒101」の母は「玉栄」、父は「露葉風」)と父「五百万石」を交配させ育成した品種で1985年に品種登録された。

 酒名「白老」の由来について、日本の名酒事典は「嘉永元年(1848)創業。酒名は、精選された白米を使った不老長寿の酒という意味でつけられたもの」と説明している。

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