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(691)「青い宝石」の繁殖にチャレンジ カワセミ 

2022.1.25 11:00
警戒心が強いカワセミ。なかなか前の方に来てくれなかった
警戒心が強いカワセミ。なかなか前の方に来てくれなかった

 

 福島県猪苗代町のアクアマリンいなわしろカワセミ水族館。館の名前にもなっているカワセミは「川のいきもの」のエリアにいるはず。でも、ケージの中をさがしても、なかなか見つからない。しばらく待っていたらようやく、奥の枝に飛んで来てくれた。

 「すごく警戒心が強いんです」と担当の石井桃子(ももこ)さん。観察するコツを教えてくれた。「ケージの前寄りでなく、通路の後ろの壁側でじっとしていると、水中に飛びこんで、えさをとるところも、けっこう見られますよ」

 くちばしが長く、ずんぐりした体。形はあまりかっこいいとは思えないけれど、頭から背中にかけての青色が美しい。おなかのだいだい色もやわらかい感じがする。その美しさから「青い宝石」ともよばれるそうだ。

 ここにいる1羽のほかに、バックヤードに幼鳥が1羽いる。

 「とにかくストレスに弱いんです」と石井さん。「ちょうど羽が生えかわる時期にお客さんがたくさん来たことがあって、そのせいかどうか分からないんですが、うまく生えかわらなかったこともありました」

 えさはアユやヤマメ、イワナ。生きているえさでないと食べない。

 石井さんはひなを誕生させたいと思っている。ただでさえ飼育がむずかしそうな鳥だ。石井さんのチャレンジが続く。(文・写真、佐々木央)=2021年9月配信

カワセミが止まる場所はだいたい決まっているようだった
カワセミが止まる場所はだいたい決まっているようだった

 

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