ジョージア大が41季ぶりの全米王者 SECの宿敵アラバマ大破る

米大学フットボールの2021年シーズンの全米王座決定戦は1月10日、インディアナ州インディアナポリスのルーカスオイル・スタジアムで行われ、試合前のランキングで3位のジョージア大が同1位のアラバマ大を33―18で破り、当時1年生だったスターRBハーシェル・ウオーカーがチームを牽引した1980年以来、41シーズンぶりの頂点に立った。
第1クオーターにFGによる3点を先制されたジョージア大は、第2クオーターにKジャック・ポドレズニーの24ヤードFGで同点。この後、アラバマ大が2FG、ジョージア大が1FGを追加し、アラバマ大が9―6とリードして前半を終えた。

第3クオーター、ジョージア大はRBザミール・ホワイトの1ヤードTDランで13―9としたが、アラバマ大は第4クオーターに1FG、1TDを加えて18―13と再逆転した。
しかし、ここからジョージア大が怒濤の反撃。QBステットソン・ベネットが40、15ヤードのTDパスを成功させ、さらにDBケリー・リンゴがアラバマ大のハイズマン賞QBブライス・ヤングのパスをインターセプトし、そのまま79ヤードのリターンTDに結びつけ勝利を引き寄せた。

サウスイースタン・カンファレンス(SEC)に所属する両校は昨年12月に対戦し、その時はアラバマ大が41―24で勝っていた。