×
メニュー 閉じる メニュー

(654)サンゴの海に金色の魚 キツネウオ 

2021.11.24 11:00
キツネウオをよく見ると、背びれのあたりがほんのり赤い
キツネウオをよく見ると、背びれのあたりがほんのり赤い

 

 千葉県鴨川市の鴨川シーワールドのトロピカルアイランド(熱帯の島)は「エメラルドの入江」から始まる。浜辺のような所から下って行くと、その海を横から見るような大水槽になっていて、サンゴの間をたくさんの魚が泳いでいる。
 「50種類ぐらいの魚がいます」と担当の引馬由恵(ひくまよしえ)さん。
 黄色の体に、かげのような黒いしまのある魚が目の前に来た。黄色の部分は光っていて、金色に見える。「口がとがっていることから、キツネウオという名前で、ここには2匹います」
 もう1匹はどこだろう? さがすと、やっぱり金色の体の魚が、だいぶはなれた所にいた。「なわばりなのかどうかはわからないんですが、いつも分かれて生活しています」
 熱帯の海なので、泳いでいるのは、目立つ色や形の魚が多い。
 「それにくらべると、キツネウオは形もふつうで、地味と言われれば地味なんですけれど、あちこちを泳いでも最終的にはサンゴのまわり、水槽の手前のここにもどってきて、何かを見つけたように止まる。そういう動きもおもしろいですよ」
 たくさんの種類の魚がいるので、えさやりも大変だ。大水槽のおくの方にある岩の上から、できるだけ広く、あちこちにえさをまく。「強い魚がひとりじめしないようにしているんです」(文・写真、佐々木央)

最新記事

関連記事 一覧へ