×
メニュー 閉じる メニュー

家族接種で感染リスク減 新型コロナワクチン 【新型コロナミニ知識】

2021.11.12 14:00 共同通信

 新型コロナウイルスワクチンの接種を受けられない人がいる。含有成分へのアレルギーがある人、体調が著しく悪い人。接種対象年齢に満たない子どももそうだ。

 そうしたコロナへの免疫がない人の感染リスクは、家庭内でワクチンや実際の感染によって免疫を獲得した人が多くなるほど減るとの研究結果を、スウェーデンのウメオ大チームがまとめた。

家族の免疫とワクチン未接種者のコロナ感染リスク
家族の免疫とワクチン未接種者のコロナ感染リスク

 

 同国のデータベースを使って約80万世帯、約180万人について、ワクチン接種歴やコロナの感染状況などを調べた。すると、ワクチン未接種者の感染リスクは、同居家族に免疫獲得者が1人いると45~61%減り、2人いれば75~86%減、3人なら91~94%減、4人で97%減となった。入院するリスクの比較でも似た傾向がみられたという。

 チームは「ワクチンは本人を守るだけでなく家庭内感染を減らす上でも重要だ」と指摘。感染力の強いデルタ株が主流になる前のデータを用いた研究だが、専門家の注目を集めている。(10月21日配信)