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「マニング兄弟」が解説者で共演 MNFのスピンオフ番組で

2021.7.21 11:48 生沢 浩 いけざわ・ひろし
今年の米大リーグの「オールスター戦」の始球式に登場したペイトン・マニング氏(AP=共同)
今年の米大リーグの「オールスター戦」の始球式に登場したペイトン・マニング氏(AP=共同)

 

 NFLのQBとして活躍した、兄のペイトン・マニング氏と弟のイーライ・マニング氏がそろって解説者を務める番組がスタートする。

 合わせて4度のスーパーボウル優勝経験がある「マニング兄弟」の夢の共演だ。

 

 二人が解説者となる番組は、米スポーツ専門チャンネルESPNが展開するサイマル放送(同時多チャンネル媒体)の一つである「マンデーナイトフットボール(MNF)メガキャスト」だ。

 その名の通りMNFを多角的に分析するコンセプトだが、ESPNやABC放送で展開している本放送とは異なる。いわばMNF本放送のスピンオフ(元の番組から派生した)番組だ。

 

 「メガキャスト」はある一つのスポーツに焦点を当てて深掘りする番組で、これまでは主にカレッジフットボールを題材にしてきた。

 昨年からNFLを取り上げるようになり、さらに今季からはマニング兄弟をメインホストに迎えることになった。

コルツ時代のQBペイトン・マニング氏(AP=共同)
コルツ時代のペイトン・マニング氏(AP=共同)

 

 メガキャストはケーブルテレビのESPN2や、ストリーミングのESPN+で放送・配信されるが、日本で視聴できるかは不明だ。

 マニング兄弟は年間10試合、今後3年間「MNFメガギャスト」に出演する契約だ。

 今季は開幕から3週連続で出演することがすでに発表されており、残りの7試合がどの週になるかは後に公表される予定だ。

 

 コルツでプロのキャリアをスタートしたペイトン氏は、2015年シーズンにブロンコスで自身2度目となるスーパーボウル優勝を果たした後に引退し、今年2月に殿堂入りした。

 殿堂入り式典は8月の「ホールオブフェームゲーム」で行われる。

 最近では、ブロンコスの本拠地があるコロラド州デンバーで開催した、米大リーグの「オールスター戦」で始球式を務めて元気な姿を披露した。出場した大谷翔平選手とのツーショット写真も話題となった。

 

 イーライ氏は昨年春に引退を発表。現役時代はスーパーボウルに2度出場し、ともにQBトム・ブレイディ率いるペイトリオッツを倒してゲームMVPに選出された。

 

 この二人については、それぞれの引退時から多くのテレビ局が解説者に招こうと争奪戦を繰り広げてきた。

 両氏は単発での番組出演はしてきたものの、レギュラー出演で解説者を務めるのは今回が初めてだ。

引退を発表するイーライ・マニング氏(AP=共同)
引退を発表するイーライ・マニング氏(AP=共同)

 

 なお、MNFの本放送は昨年と同じスティーブ・リービー、ブライアン・グリーシー、ルイス・リディック、リサ・ソルターズ、ジョン・パリーの5人のクルーで放送される。

生沢 浩 いけざわ・ひろし

名前 :生沢 浩 いけざわ・ひろし

プロフィール:1965年生まれ。上智大卒。英字新聞ジャパンタイムズの運動部長を経て現在は日本社会人アメリカンフットボール協会の事業部広報兼強化部国際戦略担当。大学時代のアメリカンフットボール経験を生かし、フットボールライターとしても活動。NHKーBSや日テレG+でNFL解説者を務める。大学時代のポジションはRB。日本人で初めて「Pro Football Writers of America」の会員となる。

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