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ワクチン後も対策続けて 効果100%でなく 【新型コロナ・ミニ知識】

2021.6.13 22:37 共同通信
 
 

 

 日本の新型コロナウイルスワクチンの接種が加速してきた。首相官邸の1日時点の発表で、少なくとも1回接種を受けた人は1千万人を超えた。だがまだ人口の8%だ。


 人口の約4割が接種を完了し、新規感染者が減った米国では疾病対策センター(CDC)が5月中旬、接種完了者のマスク着用は原則不要との新方針を発表。だがこれには内外の専門家から「性急過ぎる」などと批判がある。厚生労働省は「接種後も感染予防策は続けて」と呼び掛けている。


 米国や日本で使われているファイザーなどのワクチンは臨床試験段階で約95%の発症予防効果が確認された上、感染を防ぐ効果も高いとのデータが新たに得られた。CDCが新方針を発表したのはこのためだ。


 しかし、効果は100%ではなく、日本は接種率も低い。感染症に詳しい西順一郎(にし・じゅんいちろう)・鹿児島大教授は「ワクチンは重要だが感染対策の一つと考え、手洗い、マスクなど他の対策を併せて実施すべきだ」と話している。(6月2日配信)