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【4580】月桂冠 伝匠 全量山田錦 大吟醸(げっけいかん でんしょう)【京都府】

2021.6.4 17:59
京都府京都市伏見区 月桂冠
京都府京都市伏見区 月桂冠

【E居酒屋にて 全8回の➁】

 E居酒屋で日本酒研究会の月例会を開いており、毎月6種類の酒を飲んでいる。しかし、月例会用の酒とは別に冷蔵庫には新たな酒が入る。E居酒屋のママは頃を見計らって連絡をくれる。「冷蔵庫のお酒の入れ替えしたので、ご都合の良いときにいらっしゃい」。ということで、連絡をもらったわたくしは、おっとり刀で駆けつけた。今回も、人並み以上の嗅覚を発揮する酒友ちーたんにテイスティングしてもらった。

 最初に選んだのは「長門峡 特別純米」。続いていただいたのは「月桂冠 伝匠 全量山田錦 大吟醸」だった。わたくしは、「あ、月桂冠のこの酒、まだ飲んだことないよな」という軽い気持ちでチョイス。グラスに注いでもらい、飲む直前、瓶の裏ラベルを見てぶったまげた。「月桂冠! 大吟醸! 全量山田錦! 精米歩合35%!!! こりゃ、高そうだ」とわたくしが悲鳴を上げたら、ママが「高いわよ」とシレっと言う。う、う、う、しくじったぜ! あとで調べてみたら、蔵のホームページで1升7000円の値をつけているお酒だったのだ! 気を取り直して、いただいてみる。

 酒蛙「上品な上立ち香だ」
 ちーたん「おしとやかなお酒だ」
 酒蛙「なめらかな口当たり。飲んでも上品。すっきりした酒質で、スパッとキレる」
 ちーたん「甘みと苦みが出ている。やわらかな口当たり」
 酒蛙「飲み進めていったら、だんだん甘旨みが膨らんできた」
 ちーたん「フルーティーな甘・酸。やわらかくて、やさしい」
 酒蛙「余韻の苦みが出てきた」
 ちーたん「苦みが好ましい」
 酒蛙「全体的に、バランスは非常に良い」
 ちーたん「安心して飲める酒だ」
 酒蛙「基本的には甘辛口酒だ」
 ちーたん「甘くてまろやか」
 酒蛙「考えてみたら、酸があまり出ていないね」
 ちーたん「そう。まろやかな口当たり」

「伝匠」というシリーズのコンセプトについて、蔵のホームページは以下のように説明している。

「日本酒本来の魅力を後世に伝えたい。そんな造り手の想いが込められた酒、それが『伝匠月桂冠』です。酒造りの匠ともいうべき造り手達が、長年の経験と高い技術、そして酒づくりにかける想いを結集させた末に生まれたこだわりの逸品。原材料から徹底的にこだわり、酒米は酒造好適米の王様とも呼ばれ珍重されている山田錦、水は京都の雄大な自然が磨いた伏見の名水『伏水(ふしみず)』で醸造。日本酒本来の深い味わいと、匠の熱い想いを感じていただける逸品です」

「伝匠」シリーズには大吟醸と純米吟醸があり、今回のお酒「大吟醸」について、蔵のホームページは以下のように紹介している。

「大吟醸酒ならではの華やかな香りを感じさせ、同時に料理の味わいを最大限に引き出す淡麗辛口の酒。香りと味のバランスが良く、食前酒はもちろん、食中酒にも最適。お酒の楽しさを感じていただける一本です」。ただ、1升7000円の酒を気軽に食中酒として使える人がいるのかどうか。かなり高級な食事会などが想定されるんだろうな。

 瓶の裏ラベルのスペック表示は「アルコール分16度以上17度未満、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール、使用米 山田錦(100%)、精米歩合35%、製造年月2020.02」。

 酒名・蔵名の「月桂冠」の由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。

「当社は、1905年(明治38年)、勝利と栄光のシンボル『月桂冠』を商標登録し酒銘として使いはじめました。当時、自然や地名などをもとにした銘柄が多く用いられていた中で、ハイカラな酒銘として注目を浴びました」

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