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【4566】しらぎく 特別純米 生原酒 ピュア茨城【茨城県】

2021.5.10 14:59
茨城県石岡市 廣瀬商店
茨城県石岡市 廣瀬商店

【日本酒研究会 全6回の⑤】

 足掛け15年目に突入した日本酒研究会。異業種間交流飲み会ながら、毎月欠かさず飲み続けてきた(ただし、2020年4~10月の7回分はコロナのために不開催)。草創期のメンバーJの提案で、日本全国の現役蔵の酒を全部飲む、という遠大な目的のもとに飲み続けている。一時は、飲んだことのない蔵の酒を探すのが頭打ちになり、なかなか蔵数が増えなかったが、月例会の会場をE居酒屋に移してからは、続々と新蔵酒の登場しわたくしたちを喜ばせている。

 これは、ママの知恵袋であるバイヤーKさんの活躍によるもの。Kさんはわたくしたちの既飲蔵リストをもとに、わたくしたちがまだ飲んだことがない蔵の酒を探し出し入手、月例会に出す酒のラインナップを組んでいるのだ。今回は、6種類のうち、3種類が飲んだことがない蔵のお酒。これで、わたくしたちが飲んだことのある酒の蔵は、合計1202蔵と、1200の大台に乗った。Kさんには感謝しても感謝しきれないほどお世話になっている。この場を借りてお礼を申し上げます。

「眉山」「今小町」「阿波美人」といずれも初めての蔵のお酒が続いたあとは、既飲蔵のお酒。まず「真壁 純米」をいただいたあと、わたくしたちの目の前に登場したのが「しらぎく 特別純米 生原酒 ピュア茨城」だった。廣瀬商店は、旧白菊酒造。近年、改名した。当連載では白菊酒造時代の「オヤジナカセ 大吟醸」(当連載【1845】)1種類を取り上げている。さて、今回のお酒はどうか。

 酒蛙「上立ち香は、昭和レトロ的熟成感的クラシカル香味を感じる」
 B、I「甘みがある」
 F 「抜きんでて美味しい」
 B、I「香りは、今日飲んできた酒同様、昭和レトロ的熟成感的クラシカル香味がある」
 酒蛙「甘みと苦みが立っているお酒だね。酸はあまり感じない。原酒だが、重くはなく軽快感がある」

 瓶のラベルのスペック表示は「茨城県産酒造好適米ひたち錦100%使用、小川酵母使用、筑波山水系、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、アルコール分16度以上17度未満、精米歩合60%、製造年月3.1」。

 使用米の「ひたち錦」は、茨城県農業総合センター生物工学研究所が1991年、母「岐系89号」と父「月の光」(愛知56号)を交配、選抜・育成を繰り返し開発。2003年に品種登録された酒造好適米だ。「ひたち錦」で醸したお酒は、透明感の高いすっきりとした味に仕上がるとのこと。

 また、小川酵母について、明利酒類(茨城県水戸市)は「当社が開発した『小川酵母』は日本醸造協会10号酵母として幅広く使用され、当社の技術力は全国の酒造家から高い評価を得ております」と説明している。

 したがって、瓶に貼られている「ピュア茨城」のラベルの通り、茨城県産の酒造好適米「ひたち錦」、茨城県発祥の酵母「小川酵母」、そして、筑波山水系の仕込み水、というコメ、酵母、水のすべてがオール茨城県、というわけだ。

 

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