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ワクチン、感染も防ぎそう 接種進む米などで分析 【新型コロナ・ミニ知識】

2021.4.18 1:00 共同通信
 
 

 新型コロナウイルスワクチンの接種が大規模に進むイスラエルや米国で、米ファイザーやモデルナのワクチンについて新たなデータが発表された。実用化前の臨床試験(治験)で明確に認められたのは発症を予防する効果だが、感染も防ぐことができそうだという。


 米疾病対策センター(CDC)は3月29日、いずれかのワクチンを規定通り2回接種し、2週間たった人の感染を防ぐ有効率は90%だとする分析結果を発表した。接種者と未接種者計約4千人を毎週検査し、感染の有無を追跡した。


 イスラエルではファイザー製の接種により、感染リスクが90%以上減っただけでなく、無症状の人から広がるリスクも大きく低減したとの報告がある。新型コロナは、症状がある人よりもない人からうつるケースが多いとの推計もあるため、注目すべき結論だ。
 ただ、実用化後の研究は治験ほど厳密な条件では行われていない。専門家は、さらに多くの研究が出そろうまで警戒を緩めないよう呼び掛ける。(3月31日配信)