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【速報】競泳・日本選手権第1日 大橋が初の五輪代表 400個メ、瀬戸は貫禄勝ち

2021.4.3 18:26 共同通信
女子400㍍個人メドレー決勝のレースを終え、タイムを確認する優勝した大橋悠依。東京五輪代表に決まった=東京アクアティクスセンター
女子400㍍個人メドレー決勝のレースを終え、タイムを確認する優勝した大橋悠依。東京五輪代表に決まった=東京アクアティクスセンター
 競泳の東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権は3日、五輪会場の東京アクアティクスセンターで開幕。400メートル個人メドレーの女子は2019年世界選手権銅メダルの大橋悠依(イトマン東進)が制し、2位の谷川亜華葉(イトマンSS)とともに日本水連の定める派遣標準記録を突破。初めての五輪代表入りを決めた。男子は19年世界選手権優勝で五輪代表に決まっていた瀬戸大也(TEAM DAIYA)が勝った。
 第1日の決勝種目 男子400メートル個人メドレー 女子400メートル個人メドレー 男子400メートル自由形
 ▽男子400メートル個人メドレー決勝 ①瀬戸大也(TEAM DAIYA)4:09.02 ②井狩裕貴(イトマン近大)4:11.88 ③本多灯(アリーナつきみ野SC)4:13.34 ※日本記録 4:06.05 ※派遣標準記録 4:15.24
 第一人者の瀬戸が貫禄勝ち。2位の井狩も派遣標準記録を突破して代表に決まった。瀬戸は最初のバタフライこそ本多にわずかに遅れ2番手。それでも日本記録のラップタイムを上回った。続く背泳ぎでスムーズに加速し先頭に。200mではただ一人2分を切った。積極的な展開ながら後半に失速することなく、平泳ぎと自由形でも盤石の泳ぎを披露。19年世界選手権の優勝タイム、4分8秒95に迫った。井狩は200メートルで2番手に浮上。その後も順位を守った。
 瀬戸大也の話 4分10秒を割るのは最低目標。まだ泳ぎ込んでいるところでスピードは上がってきていない。東京五輪でしっかり成績を出すことが恩返し。競泳のチームや日本選手団の流れを作りたい。
 井狩裕貴の話 記録は物足りないが、自分のレースに専念して(五輪代表を)勝ち取れてよかった。このタイムでは(五輪本番では)戦えない。メダルを取れるように頑張っていく。
 ▽女子400メートル個人メドレー決勝 ①大橋悠依(イトマン東進)4:35.14 ②谷川亜華葉(イトマンSS)4:37.90 ③清水咲子(ミキハウス) 4:38.11  ※日本記録 4:30.82 ※派遣標準記録 4:38.53
 日本女子のエース大橋が順当に勝ち、初の五輪代表入り。浮き上がりから先頭に出ると、バタフライは軽快な泳ぎ。続く背泳ぎでも大きなストロークで2位以下を引き離した。独泳になり、課題の平泳ぎでやや伸びを欠いたこともあって、記録は自己の日本記録から4秒余り遅れた。高校3年生の谷川が自由形で一気に追い上げ、ゴール直前に清水を逆転して代表を決めた。
 大橋悠依の話 自信を持って挑めた。純粋に五輪選手になれることがうれしい。タイムには満足していない。緊張した分(泳ぎに)硬さが出た。夏の五輪本番で力が出せるように、色々な面を強化していきたい。
 谷川亜華葉の話 実感が沸かなくて、まだ受け入れてない感じがする。きつかったが、自分のやってきたことを信じようと思った。(五輪は)水泳を始めたころからの夢だった。実現できてうれしい。
 ▽男子400メートル自由形決勝 ①中島涼(コナミスポーツ)3:47.00 ②黒川紫唯(イトマン富田林)3:47.58 ③井本一輝(イトマン東京)3:50.65 ※日本記録 3:43.90 ※派遣標準記録 3:46.34
 大学4年生の中島が自己ベストを更新して初優勝。序盤は2位の黒川がレースを引っ張った。中島は2番手で追いかけ、一時は体ひとつほどだった差を150メートルからの50メートルで追い付き、200メートルで逆転。その後も強いキックで首位を譲らなかった。しかし、派遣標準記録にはわずかに届かなかった。
 中島涼の話 うれしさ半分、悔しさ半分。選考会はまだ始まったばかり。残りの種目も諦めず全力でトライしたい。