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日数経れば検査なく退院可 軽中等症10日後、重症15日 【新型コロナ・ミニ知識】

2021.3.15 16:20 共同通信

 新型コロナウイルス感染症の入院患者は症状が良くなり、発症から一定日数がたてば、検査で改めて陰性を確認しなくても退院できる。厚生労働省はこのほど退院基準を改め、重症者は発症15日後、軽症・中等症の人は発症10日後とすることを決めた。いずれも症状軽快から72時間経過していることが条件。


 退院時に検査を必須としないのは、コロナの感染力は発症後に下がるというデータに基づく。発症から10日たつと感染力のあるウイルスが見つかることはほとんどなくなり、他者に広げるリスクは低い。このため従来の退院基準は、症状の重さにかかわらず発症10日後としていた。


 一方、治療に人工呼吸器を必要とするような重症者は、感染力のあるウイルスを10日以上排出するケースがあることが最近明らかになったため、重症者のみ15日に延ばすことにした。ただ、重症者の治療は通常15日以上かかっており、改定の影響はあまりないと厚労省はみている。(2月25日)

新型コロナ患者の新しい退院基準