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消毒液、幼児の目に スタンド1人で使わせない 【新型コロナ・ミニ知識】

2021.2.21 13:00 共同通信

 新型コロナ対策で店舗や公共の場に置かれたアルコール消毒液が幼児の目に入る事故が増えていると、フランスなどのチームが米医学誌に報告した。消毒液のスタンドを幼児が操作したのが原因とみられることから、危険性を大人が認識し、幼児だけで使わせないことが必要だとしている。

消毒液スタンドの高さと幼児(4歳)の身長
消毒液スタンドの高さと幼児(4歳)の身長

 


 足でペダルを踏んだり、手を差し出したりすると消毒液が出るスタンドで、噴き出し口の高さが4歳前後の幼児の身長と同じ約1メートルのものが多い。


 フランスの中毒事故センターの記録から、薬品で目に障害を負った子どもの事例を調査。昨年4~8月は、アルコール消毒液が原因の障害が9・9%を占め、前年同期(1・3%)の約7倍に増えた。多くは軽症だが、中等度の角膜炎の報告もあった。


 アルコール消毒液は粘膜への刺激が強く、目に入った場合は直ちに水やぬるま湯で洗い流すことが必要。子どもの症状が重ければ眼科で診療を受けるのがよい。(2月9日配信)