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【4462】上喜元 翁 生詰(じょうきげん おきな)【山形県】

2021.1.24 21:05
山形県酒田市 酒田酒造
山形県酒田市 酒田酒造

【B蕎麦屋にて 全5回の②】

 山仲間のタケちゃん&ちふみん夫妻と年に2回ほどB蕎麦屋で会食をしている。今回は、タケちゃん宅の新しい家族・ロシアンブルーの仔猫と対面したあと、夫妻と一緒にB蕎麦屋へ。

「墨廼江 純米吟醸 雄町」の次にいただいたのが「上喜元 翁 生詰」だった。「上喜元」は飲む機会が多く、当連載でこれまで、17種類を取り上げている。後で知ったことだが、「上喜元 翁 生詰」は、10カ月ほど前、KI料理店で飲み、当連載【4169】で取り上げていた。わずか10カ月前に飲んだのに、その記憶が無いとは。己の記憶力の低下に、いささか愕然とする。さて、いただいてみる。

 吟醸香が適度に広がる。甘みと旨みが良く出ているが、酸が感じられないので、まったりとした口当たり。やわらかで、なめらかでもある。余韻は苦みと辛み。このうち苦みがやや強い。キレも良い。ざっくり言うと、綺麗で穏やかなお酒。飲み進めていくと、次第に少しずつ酸が感じられるようになる。やがて、この酸がアクセントに感じられるようになる。

 この酒は、特定名称酒の区分表示や精米歩合表示もなく普通酒扱いだ。それなのに、生詰めの表示があったり、サブ酒名「翁」を付けたりして、いわゆる普通酒とは様子が違う。これについて、阿部酒店(山形県酒田市)のサイトは「本醸造に2割程度の大吟醸をブレンドしている」と説明している。なるほど、普通酒扱いではあるが、並みの普通酒ではないことがこれで分かる。

 ラベルのスペック表示は「アルコール分16度、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、醸造アルコール、製造年月20.11」。

 酒名「上喜元」の由来は、コトバンクによると「上質な喜びを生む源になるという意味を込めて命名」と説明している。でも、この酒はなぜ「翁」なんだろうな。そんなに枯れた味わいではないようにおもえたが・・・。

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