水泳ニッポン唯一のメダル 1964年10月18日 「再現日録 東京五輪の10月」(18)

2020年10月18日
共同通信共同通信
 1964年10月18日、水泳の男子800㍍リレーで、銅メダルを手にする日本チーム
 1964年10月18日、水泳の男子800㍍リレーで、銅メダルを手にする日本チーム

 

 東京五輪の開幕から1週間以上経過した18日、国立代々木競技場のプールに初めて日の丸が揚がった。水泳の男子800メートルリレーで日本が3位に食い込んだ。

 1928年アムステルダム大会で初めて金メダルを取って以来、日本は参加した五輪の水泳でメダルを逃したことはない。「水泳ニッポン」は国民の期待を背に臨んだが、水泳最終日までメダルなし。その最終種目が800メートルリレーだった。

 日本は前の2大会で銀メダル4個を獲得していたエース山中毅(やまなか・つよし)選手を決勝で外す“賭け”に出た。25歳のエースはピークを過ぎていた。作戦が当たり、オーストラリアの追い上げを抑え、土壇場で伝統を守った。関係者は涙を浮かべた。

 水泳22種目で、米国は18歳のショランダー選手が4冠を獲得するなど金メダル16個と圧勝した。

 重量挙げのヘビー級で18日、ソ連のジャボチンスキー選手がジャークで世界新記録の217・5キロを挙げ、優勝候補の同僚ウラソフ選手を逆転して金メダルを獲得した。「世界一の力持ち」は体重154キロの巨体の持ち主で、人気者になった。

   ×   ×   

 競泳はショランダー選手らティーンエージャーが支配した。米国はスイミングクラブで10代選手が育った。社会人中心の日本は五輪後にクラブ化に取り組み、72年大会でようやく実る。(国名や組織・団体名、競技名、肩書などは当時の呼称に従っています。 共同通信=小沢剛)

 

 1964年10月18日、重量挙げのヘビー級でジャーク世界新記録の217・5㌔を挙げ優勝したソ連のジャボチンスキー選手
 1964年10月18日、重量挙げのヘビー級でジャーク世界新記録の217・5㌔を挙げ優勝したソ連のジャボチンスキー選手

 

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