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コロナとがんのQ&A開設 質問も募集、支援NPO

2020.9.4 18:57
 がん患者支援の認定NPO法人「キャンサーネットジャパン」(東京)は、新型コロナウイルス感染症に対する患者と家族の疑問に専門の医師らが答えるQ&Aのページを法人のウェブサイトで開設した。
 法人の理事や外部評価委員、その他の医療関係者の協力で回答を作成、掲載している。質問は随時受け付けている。
 多くの質問は、がん治療中の患者がどうすれば新型コロナに感染しないでいられるかに集中した。
 回答では、がん治療中の患者が感染しやすいというデータはないが、陽性の疑いがある家族はがん患者と接しないようにすること、患者自身は37・5度以上の発熱が2日続いたら必ず主治医に連絡することなどを推奨している。
 質問と回答はテーマやがんの種類別で検索が可能。ただ、個人的な治療方針についての質問は医師法、弁護士法などの制約で答えられないため、そのつど主治医に相談するよう求めている。また、回答の根拠となる情報はあくまで、回答時点のもので、更新される可能性があることにも注意してほしいとしている。
 患者からは「PCR検査を受けないままでがんの手術を受けていいものか不安だったが、Q&Aを見て納得して手術を受けられた」との感謝の言葉が寄せられている。
 同法人によると、がんの予防や治療への新型コロナの影響は大きい。医師らからは、がん検診の受診者が減って早期に発見できない恐れがあることや、発見後に経過観察になっている患者が通院をためらっていること、血液がんの患者への骨髄提供が激減したことなどを憂慮する声があるという。

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