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【4296】伯楽星 純米吟醸 生酒 おりがらみ(はくらくせい)【宮城県】

2020.8.13 11:01
宮城県大崎市 新澤醸造店
宮城県大崎市 新澤醸造店

【E居酒屋にて 全9回の⑧】

 コロナ禍による非常事態宣言が解除された当地では、居酒屋が徐々に営業を再開してきている。なじみのE居酒屋も同様だ。この店は、酒の品揃えのセンスがなかなか良いので気に入っている。久しぶりに暖簾をくぐった。

「花邑」「東の麓」「白岳仙」「七本鎗」「聖」「山和」「浦霞」と飲み進め、8番目にいただいたのは「伯楽星 純米吟醸 生酒 おりがらみ」だった。新澤醸造店のお酒は当連載でこれまで、15種類を取り上げており、うち「伯楽星」が3種類、「愛宕の松」が9種類。この蔵のお酒には、とんがったところが無い、落ち着感や上品感を感じている。今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 香りはかなり控えめ。果実香がほのか。味わいは、軽めの、甘旨酸っぱいモダンタイプ。中でも酸が良く、キレもいい。乳酸系の酸を感じ、酸が旨みを伴うような感じ。主張する部分が無く、まとまり感抜群。「伯楽星」のイメージ通りの上品さ。これは美味しい。甘旨酸っぱい味わいで、中でも酸がいいので、飲み飽きすることなく、まさに食中酒にぴったりだ。

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「フレッシュな搾りたての味を皆様にお届けできるよう、搾ってから速やかに出荷する限定の『生酒』です。『究極の食中酒』を意識し、一層食材を引き立てる事・綺麗で爽やかなキレを演出する事を大切にしています。繊細ながらも芯のある味わいをお楽しみ下さい」

 裏ラベルのスペック表示は「要冷蔵-5℃~5℃、アルコール分15度、精米歩合55%、原材料名 米(国産)米麹(国産米)、製造年月2020.1」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 ちなみに、この蔵のスタンダード銘柄は「愛宕の松」。この「伯楽星」 は2003年5月に発売された新しい銘柄という。

 酒名「伯楽星」の由来について、コトバンクは、以下のように説明している。「酒名は、馬の目利き・伯楽が育てた名馬が天に昇ったという地元に残る伝説に由来」。お酒の「伯楽星」はみるみる成長。今では、押しも押されぬ金看板となっている。

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