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迷惑電話、昨年比3倍 コロナ給付金詐欺目的も

2020.5.30 6:21 共同通信

 今年に入って詐欺目的とみられる迷惑電話の件数が急増している。対策アプリ開発会社の1月~5月28日の集計で、昨年は1日平均53件だったが、今年は151件と約3倍に。特に今年4月は179件、5月も185件と拡大している。新型コロナウイルス対策として全国民に10万円を配る「特別定額給付金」に便乗した詐欺もあり、注意を呼び掛けている。

 対策アプリは「Whoscall(フーズコール)」で、電話データベースと人工知能(AI)技術を活用し、国内アプリ利用者のスマートフォンで検知した迷惑電話を集計した。アプリのダウンロード数は世界で8千万件、日本は約200万件だった。

 迷惑電話が多かったのは世界保健機関(WHO)がパンデミック(世界的大流行)を宣言した3月11日の565件。特別定額給付金の受け付けが一部で開始された5月1日も327件と跳ね上がった。発信元は日本国内が8割だが、香港や英国からの番号も多かった。

 一方、パソコンやスマホで表示される詐欺サイトも増えている。情報セキュリティー会社のトレンドマイクロによると、新型コロナ関連の不正サイトにアクセスしようとして遮断された人の数は、3月は4593人だったが、4月は約3倍の1万5944人となった。