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コロナ絡め精神障害者を中傷 松山市の事業所にビラ

2020.5.17 18:08 共同通信

 精神障害者らが通う松山市内の障害福祉事業所で、同市内の精神科病院で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が生じたことと絡めながら、通所者を中傷し事業活動の自粛を求めるような内容のビラが郵便受けに投じられていたことが17日、分かった。

 事業所を運営するNPO法人によると、15日に出勤した職員がビラを見つけた。ビラには、入院患者や職員ら20人超の新型コロナ感染が確認されている同市の牧病院に触れた上で「精神病棟のようになってからでは遅いのでやめて」「この地域が世間様から非難されるのはごめんです」といった言葉が書かれていたという。

 事業所には、精神障害者が1日当たり約20人通所しているが、検温しマスクを着用するなどの感染予防策を取っている。

 法人の理事長は、在宅勤務なども取り入れながら事業を続けていることを説明。「地域住民とは良い関係を築いてきただけに、とても残念。感染者やその周囲への攻撃は理不尽だ。みんなで協力して新型コロナとの闘いを乗り越えたい」と、理解を求めている。