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立民、初の代表選は実施不透明に コロナで党員募集できず

2020.5.16 16:41 共同通信

 立憲民主党の結党以来初となる今秋の代表選が、予定通り実施できるかどうか不透明になっている。新型コロナウイルスの影響で4月に始めるはずだった党員募集ができず、投票権を持つ人の範囲が固まらないためだ。代表選規則も決定されていない。枝野幸男代表の任期切れが9月に迫る中、党内では国会議員だけで投票するなどの代替案がささやかれ始めた。

 立民は2017年に枝野氏が創設し、年500円で党活動に参加できる「パートナー」が支持者の中心。本格的な党員の募集を4月に始め、全国で代表選に投票してもらう算段だった。代表選規則も決定寸前だった。

 ところが、感染拡大を受け「支援者に直接会って党員登録を頼める状況ではない」(幹部)として募集開始を延期。代表選規則の決定に必要な両院議員総会も、集会を自粛すべきだとして開催できていない。

 代表任期は党規約で今年9月までと定められ、9月中に代表選を実施する必要がある。だが、事態の収束が見通せず「目指していた形で代表選を行うのは難しいだろう」(党関係者)との見方が広がっている。

 党規約には、例外的に両院議員総会での選出を認める規定もある。これを当てはめ、国会議員投票とする案が浮上。代表選規則を定めた上で、投票権者は地方議員ら現在の限られた党員だけとする案も検討されている。

 枝野氏は今月12日のBS番組で、6月にも党内に第三者機関を設置し、代表選の実施方法を検討してもらう意向を表明。若手議員からは「執行部がもっと早く動いていれば、多くの一般党員を集めて実施できたのではないか」と、準備不足を指摘する声が漏れている。