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ドイツ、日常生活回復へ前進 首都で飲食店再開、客戻る

2020.5.16 6:10 共同通信

 【ベルリン共同】ドイツの首都ベルリンで15日、新型コロナウイルスの流行下で休業していた飲食店が約2カ月ぶりに営業を再開した。国内では新規感染者がこの1カ月間で約5分の1に減り、全ての店舗が再び営業できるようになった。店には客が戻り、ドイツ社会は日常生活の回復に向け着実に進んでいる。

 ベルリン西部の広場周辺では、通り沿いにカフェやレストランのテーブルが並べられ、客が5月の陽気の下で食事や会話を楽しんだ。店側にはテーブルの間隔を空けるなどの対策が求められている。

 飲食店の営業は既に他の州でも始まっている。一般の店舗も再びオープンし、町はにぎわいを取り戻しつつある。

 ドイツの感染者は約17万人で世界7位。衛生当局によると、最近の1日当たりの新規感染者は約800人に減った。1日当たりの死者は過去1カ月で半分以下になったが、今も連日約80人が死亡し、犠牲者の累計は約7800人に達する。

 カフェに立ち寄った主婦ワルトラウトさん(69)は「再び店でくつろげるのがうれしい。ただ、感染対策を怠れば再び流行の波が来る。それが不安だ」と話した。カフェ経営者トーマス・ヘルマンさん(35)は「休業で多額の損害が出たが、ようやく再開の日を迎えた。常連客も離れずにいてくれた」と笑顔を見せた。