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専門学校、マスク未着用職員処分 4日間出勤停止、大阪

2020.5.11 19:37 共同通信

 大阪電子専門学校(大阪市天王寺区)を運営する学校法人木村学園が、新型コロナウイルス感染防止のマスクを着用せずに学内の会議に出席し、その後の言動が不適切だったとして、嘱託職員の男性を4日間出勤停止の懲戒処分としたことが11日、学校や労働組合への取材で分かった。男性は組合と共に処分取り消しを要請。反省文を出すことで学園は処分を「一時停止」した。

 組合によると、男性は4月7日の会議でマスクを着けていなかった。同席した学園の木村誠理事長に理由を問われ「どこに行っても買えなかった」と返答。理事長は「1階事務室でもらえばいい」と指摘し、男性は知らなかったとして「アナウンスしてもらえればよかった」と答えた。

 男性は理事長の求めに応じ顛末書を出したが「受け取れない」と言われ4月28日、懲戒処分を受けた。組合は5月7日、「行き過ぎた処分だ」として申し入れ書を学園側に提出。交渉の結果、男性は反省文を提出した。

 男性は取材に「処分は撤回してほしかった」と話した。理事長は文書で処分理由は「マスク未着用が中心ではない」とし「感染リスク軽視が学生の生命に危険を及ぼす重大な結果を招きかねないことを認識していない点」などと説明した。