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まどかと巡る世界将棋紀行

「どうぶつしょうぎ」の考案者である北尾まどか女流二段が、日本の伝統文化である将棋をもっと世界に広げるため、各国を巡ります。海外での将棋事情がよく分かる北尾女流二段のコラムです。

国際将棋フォーラムin北九州~前編~ 

2017.11.10 11:05 女流二段 北尾まどか
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フォーラムの前夜祭に出席したプロ棋士
フォーラムの前夜祭に出席したプロ棋士

 海外の将棋プレーヤーがとても楽しみにしている国際将棋フォーラム。3年に1回の開催となっており、今年10月に北九州市・小倉の北九州国際会議場で「第7回国際将棋フォーラムin北九州」が開かれました。

 主催は北九州市と日本将棋連盟。各所からご協賛・協力をいただき、プロ棋士が総勢20人も来場する大規模なイベントです。これに合わせて来日する将棋プレーヤーも多く、1週間ほど前からそれぞれのSNSに、日本に来て観光や将棋を楽しむ様子が投稿され、世界中の将棋仲間が次々に集結するのが感じられて気分が盛り上がっていきます。

 いよいよ開催日を迎え、飛行機で九州へ。前夜祭の会場に入ると、ヨーロッパ将棋選手権で毎年お会いする顔触れと、アジアの将棋仲間たちが混在していて、まさに国際的!日本で皆さんと同時にお会いできるなんて…と、私は感動してはしゃいでいました。しかしそれよりも興奮していたのが将棋ファンの皆さん。佐藤天彦名人や菅井竜也王位、久保利明王将をはじめとした有名なプロ棋士と間近に会えてお話しできる貴重な機会。カメラを片手にあちこち動き回っていました。

 ポーランド人女流棋士のカロリーナ女流1級にとって、参加者の多くはアマチュア時代の対戦相手。「彼女がまだ将棋を始めたばかりのころ、僕がインターネットのサイトで将棋を教えてね…」と、思い出を語るポルトガルのフェルナンド・バティスタさん。3年前の静岡フォーラムでは選手として登場していた彼女が、今回はプロ棋士として出演することに仲間たちは喜び、賞賛と応援の言葉を送っていました。

 プログラムのメインとなるのは国際将棋トーナメントです。今回は世界42の国と地域から48人の選手が参加。各国で選抜大会が開かれ、それを勝ち抜いてきた者がこの大会に招待されることになっており、当然ながら皆さん気合十分、国を背負っての戦いとなります。

 パンフレットに掲載された選手の顔触れを見ると、約半分はすでにお会いしたことのある方。しかしペルーやグアテマラなどの中南米、チュニジアやコートジボワールなどアフリカにはまだ伺ったことがなく、初めて会う方々と参加国の多さに驚きました。

 将棋の世界普及を志し、各地を回り始めて8年目になりますが、まだまだ世界は広いなと感じ、今後の活動にさらなる意欲が湧いてきました!(北尾まどか)

対局開始前のトーナメント会場
対局開始前のトーナメント会場
前夜祭では書道パフォーマンスが披露された
前夜祭では書道パフォーマンスが披露された
インドネシア代表と記念撮影
インドネシア代表と記念撮影
各国の国旗が並ぶトーナメントの予選表
各国の国旗が並ぶトーナメントの予選表
北尾まどか

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