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47リポーターズ

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ポーランドの将棋フェスティバル~前編~

2016.9.2 10:22 女流二段 北尾まどか
ポーランドで「どうぶつしょうぎ」を楽しむ子どもたち
ポーランドで「どうぶつしょうぎ」を楽しむ子どもたち

 皆さんこんにちは!女流棋士の北尾まどかです。

 このたび、毎月、隔週でコラムを書かせていただくことになりました。世界中に将棋の楽しさを伝えたい!という思いで、これまでおよそ20カ国を巡って将棋を普及してきました。各地の情熱的な将棋ファンとの出会いや、感動いっぱいの思い出を写真とともにお届けいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

 初めてポーランドを訪れたのは2012年。世界遺産のあるクラクフという街でのヨーロッパ将棋選手権が開催されたときのことです。外国ではまだ将棋盤駒や書籍などが手に入りにくく、私は渡航するたびに持てる限りの荷物を運ぶようにしており、このときは100キロ近い将棋用品と共に移動しました。ポーランドではヨーロッパをはじめ世界各地から87名のプレーヤーが一堂に会し、対局を通じて交流しました。

 今、ポーランドでは、首都のワルシャワ、大会の行われたクラクフ、そして今回のフェスティバルが開催されたヴロツワフの3カ所で将棋が広まっています。外国人初の女流棋士3級の資格を得たカロリーナ・ステチェンスカさんはワルシャワ出身。ヨーロッパの中でも、将棋の注目度の高い国です。

 ポーランド将棋協会によれば、これまで公式大会へ参加したプレーヤーはおよそ120人。このほかにも、始めたばかりの方やライトなファンも含めれば数倍の将棋人口がいると推測されます。(北尾まどか)

ポーランドの将棋フェスティバル~前編~
ポーランドの将棋フェスティバル~前編~

 

北尾まどか

名前 :北尾まどか

肩書き:女流二段

プロフィール:北尾まどか女流二段 2000年 、女流棋士2級としてプロデビュー。09年 10月から半年間、NHK将棋講座にレギュラー出演。女流プロ公式戦の対局をこなす傍ら、幼稚園、小・中学校などの教育機関での出張授業や、原稿執筆、講演など、幅広く活動している。10年に将棋普及のため、「株式会社ねこまど」を設立し、代表取締役に。「将棋をもっと楽しく 親しみやすく 世界へ」を理念に掲げ、世界中でイベント出演など将棋を通じて国際交流を行っている。多くの子どもたちに将棋を楽しんでもらおうと考案した「どうぶつしょうぎ」は、発売以来累計60万個を突破するヒット商品になった。東京都出身。1980年1月21日生まれ。

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