戦地にも動乱の渦中にも、喜びを分かち合い、悲しみを乗り越える笑顔がある。人間はなぜ笑うのか?試練と再生、愛と憎しみ、そして絶望と歓喜。様々な笑いの在りかを世界に尋ねる。
「土地に誇りを持ち、祖先に感謝し、伝統を大切にする気持ちを常に抱いている。それが高品質のワインを生む原動力になっているんだ」。カナダ西部ブリティッシュコロンビア州のオカナガン地方で、 ... [続きを読む]
1975年4月。急進的なカンボジア共産党ポル・ポト派が、米国が支援する政権を打倒したのは、ソパ(仮名)が7歳の時だった。私有財産や階級社会を否定するポト派は、農民を主体とする新たな国の建設を ... [続きを読む]
大きな頭にひょろ長い手足。煙を吐く未確認飛行物体(UFO)から、灰色の宇宙人が降り立った。70年前の「事件」はこうして始まったのかもしれない。そして今も続いている。 ... [続きを読む]
人気ロックバンド、爆風スランプのドラマーだったファンキー末吉(58)が音楽活動の拠点を北京へ移して17年。黎明(れいめい)期の中国ロックを応援してきたファンキーは、地元の若手ミュー ... [続きを読む]
夕日に染まる町に、イスラム教徒へ祈りの時を告げるアザーンが響いていた。家路を急ぐ少数民族クルド人の伝統衣装が鮮やかだ。周囲に険しい岩山が連なるイラン北西部バネ。国境の向こうはイラク ... [続きを読む]
オーストラリア東岸の保養地ヌーサ。静かな自宅で、ちょっぴりおなかの出たジョン・コンラッズ(75)は、人生を彩った自らの笑顔を回想した。「最高のスマイルは長男、アレックスが生まれた時だ。197 ... [続きを読む]
「ホッ、ホッ、ホッ」と声を掛ければ「ホッ、ホッ、ホッ」と笑顔で応える。北欧デンマーク・コペンハーゲン郊外。遊園地のデュアハウスバッケンを7月末、深紅の衣装が席巻した。男女約120人が「サンタ ... [続きを読む]
各国の音楽に乗った華麗な舞に、数百人の観客が歓声を上げる。バンコク中心部の劇場「カリプソ」は、出演者のほぼ全員が性的少数者(LGBT)だ。客は外国人の家族連れが多い。終演後は、満面 ... [続きを読む]
「世界で初めての失敗ビール試飲会にようこそ。完全な失敗作だけでなく、発展途上の製品があることを知ってもらいたくて、それも持ってきました」 地ビールの醸造会社を経営するヨアキム・ラーセン(29 ... [続きを読む]
「アッハッハ」。雨上がりのドイツ・フランクフルト。まぶしい新緑の公園で、インド人医師マダン・カタリア(61)が一声を上げると、100人ほどの男女の笑い声が共鳴し、波のように広がった。 手 ... [続きを読む]
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