戦地にも動乱の渦中にも、喜びを分かち合い、悲しみを乗り越える笑顔がある。人間はなぜ笑うのか?試練と再生、愛と憎しみ、そして絶望と歓喜。様々な笑いの在りかを世界に尋ねる。
「ハーイ、みんな。スティーブンはまだ生きてるよ、今日も闘ってる」 ベッドに横たわった19歳の末期がんの青年、スティーブン・サットンは、死の直前、フェイスブックにこう書き込んだ。画面 ... [続きを読む]
「あら、いいわね」。コーヒー豆でイヤリングなどのアクセサリーを作る女性グループに話しかける白鳥くるみ(左)。白鳥の支援もあり、品質は向上し売れ行きも伸びている=アディスアベバ(撮影・中野智明、 ... [続きを読む]
殺人やレイプの罪に問われた人を弁護しても「あなたもやったのか」とは聞かれない。だがテロ容疑者を弁護すると人々は言う。「あなたはテロの支持者か」 米国アルバカーキに住む弁護士、ナン ... [続きを読む]
祈りを唱える母の姿と自宅の青い門が、小さくなっていく。警察へ向かう車のドアミラーに映るその光景は、モハメドゥ・スラヒの脳裏に今も深く刻まれている。 2001年9月に起きた米中枢同 ... [続きを読む]
辺りがすっかり暗くなった。ミャンマー中部の田舎町ダイウーでは、臨時の野外ステージの前に千人以上の老若男女が集まっていた。今日は1年で一番大きな祭りの日。皆、目をきらきらと輝かせ、舞 ... [続きを読む]
運転免許を取ったのは去年の6月。18歳になったからね。試験は一発で合格さ。車は父さんに買ってもらった。夏は北海まで走ったよ。ブリュッセルは道が混んでたなあ。 ▽神の愛 ハンドルを握る手は ... [続きを読む]
今年で55回目を迎えるニューヨーク映画祭(NYFF)は、9月28日、マンハッタンのリンカーンセンターで幕を開けた。映画芸術の振興を目的に、コンペティションは行わず、世 ... [続きを読む]
インターネット動画の総再生回数10億回―。美貌やユーモアを武器に稼ぐ中国のネットアイドル「網紅」(ワンホン)の世界で、絶大な支持を受ける日本人がいる。 自虐的な笑いで中国の若者 ... [続きを読む]
米中枢同時テロで命を落とした消防士の夫は、私が涙に暮れる人生を送ってほしいなんて思っていないはず。「今あるものを一番生かす選択をしなきゃと思う。それは、与えられた贈り物だと思うの」 ... [続きを読む]
砂と岩の大地に、直径10センチ程度の鉄管が突き出ている。チリ北部コピアポ近郊のサンホセ鉱山。「ここからドリルを掘り進めて捜索したんだ」。63歳のホルヘ・ガジェギジョスが語る。 7 ... [続きを読む]
47リポーターズによる連載一覧
5日のはずが…終わりの見えない日々
「革命」という言葉の魔力と学生運動、今の20代はどう見る
もうすぐ夏、今年はどうする
夢も幸せも奪われた私は、こうして67年越しの提訴に踏み切った
駒の生産量日本一の山形・天童市で開催