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47リポーターズ

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シドニー将棋クラブの皆さんと

2019.5.24 10:00 女流二段 北尾まどか
シドニー将棋クラブのメンバーと記念写真
シドニー将棋クラブのメンバーと記念写真

 

 オーストラリアのメルボルンでの教師学会の翌日、朝のフライトでシドニーへ。

 早起きしたので飛行機の中で一瞬うたた寝…のつもりが、気付いたときにはもう着陸していた。

 

 眠い目をこすりながら出口に向かって行くと、将棋と「どうぶつしょうぎ」のイラストを頭に付けた青年二人に遭遇し、意表を突かれる。

駒のお面を付けた「しゅうまさん」(左)
駒のお面を付けた「しゅうまさん」(左)

 わざわざ空港の係の方に頼んで中まで通してもらったとのことで、着いた瞬間からうれしい歓迎だった。

 

 ホテルにトランクを置いてすぐに出発。フォレストビルアートセンターという公共施設で「どうぶつしょうぎ」と将棋のワークショップ。

 さらに3人、シドニー将棋クラブのメンバーが手伝いに来てくださったのだが、来た途端に駒のお面を付けられている。どうやらこれがシドニー将棋クラブの行うイベント時の決まりらしい。

 

 参加者には将棋のルール説明の資料が手渡されたが、内容がしっかり作り込まれていて勉強になる。

 それらは全てクラブのリーダーである「しゅうま」さんこと松本秋馬さんが発案、作成したものだ。

 とてもまめな方で、私が日本をたつ前に「シドニー将棋ツアー」という旅のしおりまで作って送ってくださった。イベント運営やおもてなしの仕方がとても勉強になる。

 

 ワークショップには親子で20人近くの方が参加してくださり、「どうぶつしょうぎ」と将棋のレクチャーを行った。

 全く初めて将棋に触れる子もいて、3時間は集中力が持つのかな? と心配だったが、クラブの方々が代わる代わる相手をしてくださって、みんな時間いっぱい楽しんでいた。

アートセンターでのワークショップ風景
アートセンターでのワークショップ風景

 終わった後はクラブの方々とオペラハウス近くのレストランへ。心地よい疲れを感じながら、オーストラリアのビールで乾杯!

 そして、「カンガルーのハンバーガー」や「クロコダイルのピザ」という、日本ではまずお目にかからない食べ物が並ぶ。

カンガルーのピザを堪能
カンガルーのピザを堪能

 

 見慣れた形の料理でも、場所が変わればこんなに素材が変わるんだなと不思議な気持ちになった。

 おそるおそる口にしてみると、どちらも脂分が少なめのお肉であっさりしていて、食べやすくおいしい。

 みんなでワイワイ将棋の話題に花が咲き、とても楽しい夜だった。(北尾まどか)

北尾まどか

名前 :北尾まどか

肩書き:女流二段

プロフィール:北尾まどか女流二段 2000年 、女流棋士2級としてプロデビュー。09年 10月から半年間、NHK将棋講座にレギュラー出演。女流プロ公式戦の対局をこなす傍ら、幼稚園、小・中学校などの教育機関での出張授業や、原稿執筆、講演など、幅広く活動している。10年に将棋普及のため、「株式会社ねこまど」を設立し、代表取締役に。「将棋をもっと楽しく 親しみやすく 世界へ」を理念に掲げ、世界中でイベント出演など将棋を通じて国際交流を行っている。多くの子どもたちに将棋を楽しんでもらおうと考案した「どうぶつしょうぎ」は、発売以来累計60万個を突破するヒット商品になった。東京都出身。1980年1月21日生まれ。

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