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利益2300億円下方修正 三菱UFJ、20年3月期

2020.4.30 18:30 共同通信

 三菱UFJフィナンシャル・グループは30日、2020年3月期連結決算の純利益予想を従来の7500億円から2300億円下方修正し、5200億円とすると発表した。8726億円だった前期に比べ4割減となる。海外にある傘下銀行の株価下落や、新型コロナウイルス感染拡大による融資先の経営悪化が響いた。

 三菱UFJは2月にも20年3月期の純利益予想を9千億円から7500億円に引き下げており、下方修正は2回目。1株当たり25円の配当は据え置いた。

 タイの傘下銀行であるアユタヤ銀行の株価下落に伴い1305億円の減損処理をするほか、その他の保有株式でも約650億円の損失を計上する。貸し倒れに備えた引当金の積み増しも約350億円の減益要因となる。

 純利益は、リーマン・ショックの影響が残った10年3月期以来10年ぶりの低水準となった。

 メガバンク3社では、三井住友フィナンシャルグループの20年3月期の連結純利益予想は7千億円で、みずほフィナンシャルグループは4700億円。三井住友が利益規模で初めて3社のトップに立つ見通しとなった。