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仏、5月11日外出制限解除 スペインも段階的緩和へ

2020.4.29 6:39 共同通信

28日、パリの国民議会で演説するフランスのフィリップ首相(AP=共同)
28日、パリの国民議会で演説するフランスのフィリップ首相(AP=共同)

 【パリ共同】フランスのフィリップ首相は28日、国民議会(下院)で演説し、新型コロナウイルス対策で実施している厳しい外出制限に関し、感染拡大の減速が続けば、現在の期限の5月11日に解除すると確認、具体的な対応を明らかにした。

 スペインのサンチェス首相も同日、記者会見し、5月から6月末にかけて段階的に制限を緩和する方針を発表した。

 フランスは保育園と幼稚園、小学校を5月11日に再開。中学校は5月後半以降、高校は6月以降にそれぞれ先送りする。企業には在宅勤務できる場合は少なくとも5月末まで継続するよう求め、時差出勤も促した。公共交通機関の利用時はマスク着用を義務づける。

 店舗は営業を再開できるが、カフェやレストランは休業のままとし、5月末に6月から再開できるか検討する。映画館や美術館も閉鎖を続ける。

 差し迫った理由がない場合の自宅から100キロを超える移動の禁止は維持する。中断したサッカーなどのプロスポーツは今季の再開は認めない。

 一方、スペインは4段階で外出や経済活動への制限を緩和する方針。段階の移行は全国同時ではなく、感染状況を踏まえて県単位で進め、県外への移動は当面制限する。

 5月4日から活動再開の準備段階とし、11日には原則として全国で小規模店舗やホテル、レストランの営業の一部再開が可能となる見込み。学校の再開は9月となる。